七田式 フラッシュカードの取り組みについて

七田式
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 幼児教育と言えばフラッシュカードをイメージされる方もいらっしゃるほど、いろんな会社がフラッシュカードを作っており、テーマもいろいろあります。

そこまで本格的に幼児教育を行わないつもりのご家庭でもフラッシュカードはやっているという話はよく聞きますし、毎日何度も見せていますという方もいらっしゃるようですね。

七田式では、「かな絵ちゃん」をはじめとして多くのフラッシュカードが存在し、通信教育の幼児コースを2回更新すると2,200枚以上ものカードを使用することになります。

かなえちゃんA   600枚
かなえちゃんB   600枚
ドッツカード    664枚
ひらがなカタカナ  92枚
拗音・濁音・半濁音 85枚
基礎概念(色)   13枚
基礎概念(形)   16枚
基礎概念(大小)  20枚
基礎概念(数)   40枚
基礎概念(量)   33枚
基礎概念(空間認識)50枚
計      2,213枚

(入会のタイミングにもよりますし、量が多いのはかな絵ちゃんとドッツカードなので、2年目以降はそんなに増えません。)

 我が家では初めは量に圧倒されて、活用しきれるのかと不安になったのですが、半年も過ぎた頃には無くてはならないものになり、早く次年度のカードが欲しくなったくらい親しんでいました。

ここでは、我が家で実際に行っている取り組みや活用についてご紹介したいと思います。

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カードフラッシュについて

初期の取り組み

 初めはかなり恐る恐るでした。

妊娠前からの友人たちから、「子供って本当にフラッシュカード好きなのよねぇぇ!」とか「子供が幼児教室でフラッシュカードを夢中で見ていて楽しそう!」といった話を聞いて、ぜひうちの子にも見せてみたいと思った一方、

ネットでは「フラッシュカードの弊害」などといった恐ろしい言葉も踊っていて、やり方を間違えるとおかしな子供になってしまう可能性があるのか?!と思い、少々抵抗もありました。

 そこで、通信教育の課題では250枚程度と書かれていますが、かなり少な目に10枚程度からはじめ、いざ子どもに見せてみると興味津々で大丈夫そうだと感じたので、1日でかな絵ちゃんの小分けの箱一箱分の100枚を見せて、週替わりで次の箱に移るようにしていました。

1度に手に取る量は、始めの頃は10枚でしたが、次に20枚になり、最終的には30枚30枚40枚と3つのまとまりでフラッシュしていました。

 ちなみに、かな絵ちゃん以外のカードについては、通信教育の課題に沿ってかな絵ちゃんとは別にフラッシュしていました。

1歳半~の取り組み

 1日100枚から始まり、1日150枚、1日200枚と増やしていき、最終的にはかなえちゃんAのちょうど半分の量である300枚程度を1日の枚数としています

そして、カードを持ち変える為に母がガサゴソしているとその間に子どもの集中力が切れるような感じがしたので、1日150枚に増やした時から1度に手に取る枚数を50枚にしました。

さらにその後、ざっくりとですが内容のカテゴリーを意識して整理したこともあり、ぴったり50枚という事ではなくカテゴリーごとに50枚程度の枚数をまとめてフラッシュするようにしています。

自宅以外の場所でのカードフラッシュについて

 フラッシュカードなどの知育の取り組みは、無理のない範囲でできるだけ毎日行うことでより効果がありそうだと思うものの約2年取得した育休中には1週間以上の旅行や帰省の機会が多かったので、子ども用タブレット端末を使用して自宅でなくてもできるようフラッシュカードの電子化をしました

フラッシュカード

スキャナー(JPEGファイル

GoogleドライブGoogleスライドPowerPoint

子ども用タブレットmicroSDカード

まずはスキャナーでスキャンして画像データ(JPEGファイル)にして、それをフラッシュの単位であるカテゴリーごとにGoogleスライドを作成して1枚ずつ挿入、ネット環境のない場所でも実行できるようPowerPointのファイルに変換したものと合わせてGoogleドライブmicroSDカードに保存しています。

 スライドにすることでタップでめくることができ、何枚あろうとカードを持ち替えることもこともありませんので非常にやりやすいです。

(わざわざスライドにせずスワイプでめくれば簡単ですが、目が疲れると思います。また、スライドは決まったタイミングで自動的にめくれるようにも設定できますが、長い単語で焦ることになるのと機械的な雰囲気になってしまうのが嫌で、あえてタップでめくるようにしています。)

また、実物のカードをフラッシュするよりタブレットで見せたほうが親としては楽ですが、小さな子どもに画面をあまり凝視させないほうが良いように思ったので、これでフラッシュするのはあくまで家の外で行う場合のみとしています。

フラッシュカードの活用1(言葉の理解)

 カードはフラッシュするだけではなく、実物や図鑑の写真、絵本の絵などと合わせて見せながら「ほら、これも、これも犬だね。ワンワン!」といったように言葉の理解を深めるような使い方もしています。

すると子どもの方も、何かを見るたびに「これカードでもあるよね!」といった感じでフラッシュカードの入った引き出しを指さし、同じものだと理解しているのだなという事がわかります。

 「これはいつも見ているフラッシュカードのあれと同じだよ!」とか、名前を間違えているとき「それはこれだよ!」とカードを見せたいとき、大量のカードから該当のものを探し出すのは結構大変ですし、そもそもあったかどうか定かでない場合もあります。そこで、かな絵ちゃんの全カードの画像が一覧になっていたら便利だろうと思い、作りました。

この一覧を我が家では「かな絵ちゃん図鑑」と呼び、時間のある時は逐一これを見せて、目の前にあるものとフラッシュカードの絵をリンクさせています。

フラッシュカードの活用2(英語のインプット)

 かな絵ちゃんには内容はそのままに英語バージョンが存在します。

我が家はスペース的に日英両方のカードを揃えるのは厳しいですが、フラッシュ用の英語CDが発売されているので、それを通信教育とは別に購入しました。
(ちなみに、通信教育の幼児コースでは英語の課題は一切ありません。)

 現時点では、カードの画像を使ったリスト(かな絵ちゃん図鑑)の一つ一つの絵に音声ペンのシールを貼り、対応する英単語が聞けるようにしています。
(上の写真)

また、上で作成したスライドに対応する音声ファイルを挿入すれば、英語でカードフラッシュすることも可能です。

我が家では、英語でのカードフラッシュは子どもの日本語の発語がもう少し進んでから始めたいと思っています。

フラッシュカードの活用3(あいうえお表)

 これもカードの画像を使ったリスト(かな絵ちゃん図鑑)と同じような話で、あいうえおのカードの文字と絵の画像を使ってあいうえお表をつくりました

あいうえお表は巷にあふれていますのでわざわざ手間暇かけなくても手に入り、我が家でもお風呂ではダイソーの物を使っているのですが、スライド作成のためカードの画像データがすでにあることと、ずっとカードフラッシュで見ていた文字と絵で見せることで定着させたいと思ったため作りました。

まとめ

以上が我が家におけるフラッシュカードの取り組み及びその活用です。

 フラッシュカードのカテゴリーの分け方などの整理方法やスライドの作成方法、かな絵ちゃん図鑑などの作成についてはまた別の記事にまとめる予定ですので、よろしければ合わせてそちらもご覧ください。

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