年齢別月別に、覚えたい言葉やマナー等の基礎知識、雑学など盛りだくさんのコンテンツが詰まったCD+冊子の教材であるPOPキッズ。
我が家では、冊子とCDからスライド動画を作成することで、日々の取り組みを負担なくスムーズにするとともに、旅行中や帰省中も荷物を増やすことなく取り組めるようになりましたので、その方法をご紹介したいと思います。
今回はその2として、Microsoft Power Pointを使用してスライド動画を作成し、動画ファイルを実行したら冊子の内容を見ながら音声を聞けるようにする方法をご説明いたします。
(お家のパソコンにMicrosoft Power Pointが入っていない場合は、無料のGoogleスライドでもほぼ同じようなものを作成することが可能です。)
スライドの作成
冊子の画像データとCDの音声データからスライド(pptファイル)を作成します。
ページのサイズ設定
まずは、ページのサイズをA5に変えます。
👆 Microsoft Power Point を起動して、[デザイン]タブをクリック
👆 [スライドのサイズ]をクリック
👆 [ユーザー設定のスライドのサイズ]をクリック
👆 [スライドのサイズ指定]に“ユーザー設定“、
[幅]に14.8、[高さ]に21を入力して[OK]をクリック
👆 [サイズに合わせて調整]をクリック
ページサイズをA5にすることができました。
ページ作成
続いて、全ページを白紙で追加します。
👆 デフォルトで配置されているテキストボックスを二つとも削除
👆 [ホーム]タブをクリック
👆 [新しいスライド]をクリック
👆 [白紙]をクリック
👆 必要ページ数分[新しいスライド]をクリック
(直前に追加したレイアウトで追加されます。)
必要なページ数は、年齢ごとのシリーズや作り方(表紙や裏表紙、目次を入れる入れないなど)によりますが、我が家では、ピーチキッズの場合は17ページ、マロンキッズの場合18ページでつくりました。
画像の挿入
次に1ページごとの画像データを挿入します。
👆 エクスプローラーで画像データを保存しているフォルダを開き、
ドラッグアンドドロップで該当の画像を挿入
👆 左の一覧から次のページを選択して同様に該当の画像を挿入
これを最後のページまで繰り返します。
音声の挿入
続いて、音声データ(mp3ファイル)を該当のページに挿入します。
👆 エクスプローラーで音声データを保存しているフォルダを開き、
ドラッグアンドドロップで該当の音声データ(mp3ファイル)を挿入
音声データ(mp3ファイル)の単位でオーディオのマークが追加されます。
これは実行時には非表示になりますので、編集時に自分のわかりやすい場所に設置してください。
👆 [開始]を”自動”にして、
[スライドショーを実行中にサウンドのアイコンを隠す]にチェック
同様に全音声データを該当ページに挿入します。
同一ページに2つのコーナーがある場合、音声データも2つになりますが、
その場合は、実行順に設置・設定することで順に実行されるようになります。
ページをめくるタイミングの設定
続いては、スライドと言えば一般的に人のクリックなどの操作でページがめくられますが、ここでは、音声が終了したタイミングでページが自動的にめくれるように設定します。
👆 [画面切り替え]タブをクリック
👆 左のスライドリストで、音声データの設定されているスライドを選択した状態で、
[画面切り替えのタイミング]を以下の通りに設定
[クリック時]:チェックを外し
[自動的に切り替え]:好みにより短い時間を設定してチェック
👆 左のスライドリストで、裏表紙以外の表紙等音声データの設定されていないスライドを選択した状態で、[画面切り替えのタイミング]を以下の通りに設定
[クリック時]:チェックを外し
[自動的に切り替え]:好みにより4秒程度の時間を設定してチェック
確認と保存
スライドショーを実行して確認の上で、問題なければ一度PowerPointファイルとして保存します。
(取り組みとしてこのPowerPointファイルを使用することは無いと思いますが、また何か気になって編集する場合に一から作るのは手間がかかりますので、残しておいたほうが良いと思います。)
👆 [スライドショー]をクリック
👆 [最初から]をクリック
スライドが実行されるので、思った通りのものができているかを確認してください。
もし気になるところがありましたら修正してください。
👆 [ファイル]をクリック
👆 [名前を付けて保存]をクリックして場所を指定して保存
スライド動画の作成
このままではパソコンなどMicrosoft Power Pointが入っている端末でしか実行できないので、スマホなどさまざまな端末で実行できるよう動画データ(mp4ファイル)を作成します。
👆 [ファイル]をクリック
👆 [エクスポート]をクリック
👆 [ビデオの作成]をクリック
👆 [ビデオの作成]ボタンをクリック
ファイル名と保存場所を指定して保存すると動画ファイルが作成されます。
(多少時間がかかります)
まとめ
以上の手順にて、POPキッズをスライド動画として1ファイルにまとめ、日々の取り組みを負担なくスムーズに行うことができるようになりました。
我が家では、子ども用タブレットのホーム画面に毎月該当月の動画ファイルのショートカットを作成しておくことで、朝の出かける準備の時にさっと見せることができています。
休日など時間に余裕のある日は、デスクトップパソコンに表示して体を動かすような取り組み含めてじっくり取り組み、外出先では子ども用タブレット、実家では、Chromecastを使用してより画面の大きなテレビに映して取り組んでいます。
年齢ごとに作られているので誕生月が過ぎると次のシリーズに切り替わるのですが、一年しか聞かないのはもったいない!と思うほどの情報量です。
2年目以降は前年度の該当月の分も再度流してより定着させたいと思っていて、それもこのスライド動画にしたことで負担無くできますので、この加工については本当にやってよかったなと思っています。
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